吉野山のお花見2024!桜雲海を見るには早朝の雨上がり!雲海が現れる条件は?

「日本さくら名所100選」にも選ばれている吉野山。

吉野山は美しい桜雲海の絶景ショットが撮れる、撮影スポットの1つです。

吉野山の桜雲海を見た人は、その幻想的な雰囲気に「息を呑むほど美しい」とため息がでるほど。

その桜雲海をみるために、狙っていく人も・・!

この記事では、吉野山の桜雲海を見る方法・雲海が現れる条件、桜雲海を撮るおすすめの撮影スポット、実際の画像・口コミを紹介します。

吉野山お花見2024!桜雲海を見るには早朝の雨上がりが良い理由は?

雲海とはその名の通り、雲が海のように空一面に広がっている状態です。

その雄大な自然現象と桜のコラボレーションは、幻想的で感動しますよ。

吉野山で桜雲海が見れるのはいつか結論から言うと、

天候:前日に雨が降り当日は晴天の時

時間帯:夜明けから早朝

この2つが合わさったタイミングが、素晴らしい雲海が発生する可能性が高くなります。

桜雲海が見れる条件を解説!

雲海は天気や地形などの条件が揃った時、偶然見れると思っている人も多いのではないでしょうか。

実は、雲海が出るタイミングは非常に予測しやすいです。では、山で雲海が見れる条件を解説していきます。

①湿度が高い

雲の原料は空気が含む水分で、地面からも供給されます。そのため、前日に雨が降るなど、地面が湿っている方が雲海が発生しやすいです。

②気温差がある

空気は暖かいほど、たくさんの水分を含むことができるという性質を持っています。暖かい空気が冷やされると、取り込める水分の量も減ります。取り込めなくなったものは、目に見える水蒸気になって漂います。

一般的に気温差が10度程度あると雲海が出来やすいと言われています。

③前日の夜は晴れ

深夜から早朝にかけて良く晴れると、地面から熱が逃げて地表近くの温度が一気に下がる現象(放射冷却)が起きます

一度発生した霧は朝になって太陽で温められるまでの間、雲海となって安定して低空を覆います。

④風が弱い

風があると雲が吹き飛ばされてしまうため、風が弱い日の方が雲海が発生しやすいです。

風がほとんどないのが理想です。

①②③を全てクリアしているのが、雨上がりの早朝です!

雨が降ることにより、地面は水分を蓄えます。

雨が上がって晴れると夜間に気温は下がり、早朝には空気中に含んだ水蒸気が冷えて霧から雲となります♪

吉野山お花見2024!桜雲海のおすすめ撮影スポットは花矢倉展望台!

桜雲海のおすすめ撮影スポットは、花矢倉展望台です。

花矢倉展望台は上千本・中千本・そして蔵王堂を一望でき、遠方には金剛山・葛城山・ニ上山を見渡すことができます。多くのカメラマンが訪れる吉野山の人気の撮影スポットの1つ。

幻想的な桜雲海の絶景を撮ることができるおすすめの撮影スポットです。

花矢倉展望台

所在地:〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山1711

花矢倉展望台の下の歩道でも、桜雲海の絶景ショットが撮れる!

花矢倉展望台は人気の撮影スポットのため、早朝でもたくさんのカメラマンでいっぱいの時もあります。

そんな時は花矢倉展望台の少し下の歩道でも、絶景ショットが撮れますよ。

2022年4月の桜の見頃時期、ツイッターに投稿された1枚の幻想的な写真が話題になりました。

反響はとても大きく、「息を呑むほど美しい…」「こんなに美しい日本に生まれ生きていることに感謝」と「いいね」は2万件ほどにも、、!

こちらの写真は、花矢倉展望台の少し下の歩道から撮影したとのことです。

吉野山桜雲海の実際の画像と口コミを紹介!

吉野山の桜雲海の実際の画像と口コミを紹介します。

画像だけでも幻想的な美しさが伝わってきますね。

まとめ

雨上がりの早朝には、見事な桜雲海が見ることができる可能性が高いことがわかりました。

日中やライトアップしたお花見も良いですが、幻想的な桜を見れるのは山ならでは。

この記事を参考にし、桜雲海を観にいってみてください。

吉野山の桜の見頃時期は交通規制がかかります。

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