春に見れる絶景日本一と称される吉野山の桜!日本さくらの名所にも選ばれています。
吉野山の桜は、麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と順番に開花していき、4月いっぱいくらいはその美しい景色を楽しむ事が出来ます。
この記事では、吉野山桜の見頃・開花予報、見どころや種類をお伝えしていきます。
Contents
吉野山お花見2024桜の見頃・開花時期はいつからいつまで?リアルタイムの確認方法も!
過去の吉野山桜の開花日・見頃期間を調査!(参考)
過去3年の吉野山桜の見頃・開花時期を調べてみました。
開花日 | 見頃期間 | |
下千本 | 3月24日 | 3月31日~4月4日 |
中千本 | 3月25日 | 4月2日~中旬 |
上千本 | 3月27日 | 3月下旬~4月上旬頃 |
奥千本 | 4月1日 | 3月下旬~4月上旬頃 |
開花日 | 見頃期間 | |
---|---|---|
下千本 | 3月30日 | 4月6日〜12日 |
中千本 | 4月1日 | 4月7日〜12日 |
上千本 | 4月3日 | 4月9日〜13日 |
奥千本 | 4月10日 | 4月13日〜15日 |
開花日 | 見頃期間 | |
---|---|---|
下千本 | 3月23日 | 3月29日〜4月4日 |
中千本 | 3月25日 | 3月30日〜4月4日 |
上千本 | 3月28日 | 3月31日〜4月5日 |
奥千本 | 4月2日 | 4月6日〜4月9日 |
下千本、中千本、上千本、奥千本の場所をマップで確認!
吉野山は南北約8kmの山岳地帯です。標高順にそれぞれ「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と地名がついています。
吉野山駅に一番近いところは「下千本」、駅から一番遠く、且つ標高も高いところは「奥千本」です。
「下千本」が一番標高が低いところにあるので、開花日・満開日が早いのですね!!
開花・見頃・満開の基準は?
桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日。
満開日とは、標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日をいいます。
80%開花すると桜の見頃、満開となります。
吉野山お花見2024の桜の種類は?
現在約200種3万本といわれ、そのほとんどが“シロヤマザクラ”です。
ヤマザクラは日本の野生の代表的な種で、観賞用として江戸時代に誕生した“ソメイヨシノ”とは異なり、寿命が長く大木になることで知られています。
そのため、桜の見頃はちょっと過ぎたかなと思っても咲いてることもありますよ♪
また、古来からの原生種で1本1本の遺伝子が違うため花の色や見頃が異なります。
花が咲くと同時にかわいい赤茶色の葉も出てくるのも特徴です。
吉野山お花見2024の桜の特徴は?
3万本の桜が下(下千本)・中(中千本)・上(上千本)・奥(奥千本)に密集。
“目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」といわれています。
麓から頂上に向かって、順番に約1ヶ月間の長期にわたって全山を濃淡のピンク色に染め上げていきます。
全山を覆う桜のボリュームと華やかさに比べて開花期の長さが「日本一の桜」と称される大きな理由です。
前述した通り、吉野山の桜のほとんどがシロヤマザクラ”。遠目で観ると、赤茶色の若葉と白色の桜が混ざり合い、鮮やかなピンク色に見える事も特徴の1つといえるでしょう。
吉野山桜2024の絶景ポイント!
見どころをエリアごとに紹介していきます!
吉野山は見どころポイント満載です。
下千本
下千本駐車場近くにある下千本展望所。
ここからは世界遺産・蔵王堂を遠方に観る事が出来、それと共に雄大な桜風景を楽しめます。
中千本
吉水神社境内から広がる景色はまさに一目千本!
中千本と上千本の山桜を一望することができます。
上千本
標高600mほどの位置にある花矢倉展望台。
奈良と大阪の県境である金剛山までも眺望できる大パノラマは必見!薄ピンクの雲の上にいるような気分を味わえます。
奥千本
高城山展望台から眼下に広がる厳かな景色に圧倒されることでしょう。
桜の木は数本ですが、空気の澄んだ高台から観る桜は格別!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
吉野山は標高の低いところから順番に咲いていき、また桜の品種もソメイヨシノよりも長い期間咲くシロヤマザクラが多いことから長い期間楽しめることがわかりました。
絶景ポイントも多いので見応えもたっぷりですよ♪