潮干狩りのあさりの砂抜き!一晩放置は死ぬ?【失敗談有】放置するコツや最適な時間も

潮干狩りシーズンになりましたね!暖かくなってきた4月〜6月、潮干狩りに行く人も多いのではないでしょうか。潮干狩りでとってきたあさりは、砂抜きが必要になります。

あさりを食べている最中に砂を噛んでしまうと、「ジャリッ」という感触が残るのは嫌ですよね。

あさりはしっかり砂抜きをしてから調理をした方が、よりおいしく食べられます!

この記事では、潮干狩りでとってきたあさりの砂抜きは、長時間放置であさりは死んでしまうのか、失敗談、長時間置いておく場合のコツや注意点、潮干狩り&スーパーのあさりの砂抜きの最適な時間を解説していきます。

潮干狩りのあさりの砂抜き!一晩放置で死ぬ?

結論からいうと、砂抜きで一晩放置するだけではあさりは死ぬことは少ないです。

しかし、あさりの状態やその時の状況から、一晩放置して死んでしまう時もあるようです。

一晩放置で死んでしまう時があるのはなぜ?

あさりも生き物です。

あさりは心地よい状態で呼吸して、酸素を取り込んでいます。長時間砂抜き用の塩水に中に入れておくと、酸欠になって死んでしまいます。人間と同じですね。

潮干狩りのあさりの砂抜きの失敗談多数有り!時短ワザは特に危険。

一晩放置するだけであさりは死ぬことは少ないですが、死んでしまったという失敗談もネット上では多数ありました。そして、失敗してしまった理由は大きくわけて3つあることがわかりました。

それぞれ説明していきます。

①時短ワザのお湯・冷蔵庫はNG!あさりは暑さ・寒さに弱い

ネット上には50度のお湯にいれる、冷蔵庫に入れるなど、様々な砂抜きの時短方法が紹介されています。根拠は明白です。あさりによって心地悪い状況下に置かれたら、あさりも必死で呼吸するからです。

しかし、暑さ、寒さに弱いあさりはそんな過酷に長時間置かれたら死んでしまいます。

一晩放置する場合、お湯や冷蔵庫内には必ず置かないでください!暑い日の水温にも気をつけたいですね。知らぬまに水温がお湯になっていることもあります。

②酸欠になった

忙しくてそのまま放置していたらあさりが死んでいた、というのはよく聞きます。

水中に酸素がなくなったらあさりは呼吸ができなくて死んでしまいます。

塩水・海水にあさりがどのくらい入っていたのかにもよりますが、放置し過ぎたらあさりは呼吸が出来ず死んでしまいます。

③塩の濃度が濃かった

海水ではなく塩水をつくる場合、「海水と同じ3%濃度の塩水にする」ことが原則です。

濃度が濃過ぎるとあさりは死んでしまいます。

潮干狩りのあさりの砂抜き!一晩放置するときのコツ・注意点3選!

潮干狩り後にとったあさりは、砂抜き後新鮮なその日のうちに食べるのがベストです。しかし、どうしてもその日のうちに食べることができないことも多いのが事実。

あさりの砂抜きで一晩放置するときのコツや注意点は3つあります。

①同じ塩水に入れる時間を12時間以内にする

一つ目は、同じ塩水に入れる時間を12時間以内にすることです。

先ほど紹介したように、酸素がない状態においておくと、あさりは死んでしまいます。

その境界線が12時間だと言われています。もし超えてしまいそうだったら、途中で新しい塩水にとりかえてくださいね。

塩水・海水の中にどのくらいのあさりがいるかによっても違ってきますので、数が少ない場合は12時間を超えても大丈夫な時も多いです。

②海中にいた状態に近い20℃弱の水温にする。時短ワザは危険!

あさりが快適に過ごせる状態は、海の中と同じくらいの20℃弱の水温にすることです。

ネット上では、冷蔵庫におく、暑いお湯に入れるなど、様々なあさりの砂抜きの時短ワザも紹介されています。

しかし、あさりは極端に暑いところや寒いところが苦手です。死んでしまうこともあるため、20℃弱の水温にしましょう。ちなみに、常温の水は25℃前後と言われていますので大丈夫ですよ♪

③薄暗い場所におく

あさりが元々暮らしていた近い状態するため、薄暗い環境におきます。

一晩置いておく時も、アルミホイルや新聞紙などを上にかぶせるなど快適に過ごせるようにしましょう。

その際、竹串などで空気穴を開けておきましょう。

潮干狩りのあさりの砂抜き!最適な時間はある?

あさりの砂抜きは長時間置き過ぎることはだめだということがわかりました。

では、砂抜きをする最適な時間はどのくらいでしょうか?

潮干狩りでとってきたあさり・スーパーで売っているあさりの最適な時間が違うため、それぞれ解説していきます。

潮干狩りでとってきたあさりの最適な砂抜きの時間は?

4〜6時間で砂抜きOK!

潮干狩りでとってきたあさりは、砂をたくさん含んでいる状態です。

あさりを塩水・海水に一晩など長い時間つけるほどたくさん砂を吐き出すわけではなく、実際には4~6時間程度で十分のようです。

最低でも4時間、目安は6時間で砂抜きしましょう。

場合によっては、潮干狩りでとったあさりを海水につけておいたら、帰宅後すぐ調理できますね♪

スーパーで売っているあさりの最適な砂抜きの時間は?

2〜3時間で砂抜きOK!

スーパーで購入したあさりも、「砂抜き」の記載がない場合は砂抜きすることをおすすめします。「ジャリっ」の感触を味わないため、そしてより美味しく食べることができます。

まとめ

潮干狩りでとってきたあさりの砂抜きは、基本的には一晩置いても問題ないことがわかりました。

しかし、一晩放置したら失敗してしまうこともあります。もし、どうしても一晩置くことになってしまう場合は記事内で紹介した注意点をよく読んでくださいね。

せっかく潮干狩りでとったあさり。是非美味しく食べてくださいね。

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